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シンワ税理士法人のスタッフが
綴るブログ
日々の業務で起こる出来事や、
感じたことなどをお届けしています。

子供手当ての支給

AさんとB税理士さんの会話
A: 「民主党政権になって一番期待しているのは、子供手当ての支給なんだ。中学生以下の子供1人あたり毎月26,000円支給されるらしいからね。」
B: 「Aさんは、子供が2人いるから毎月52,000円も国から支給されることになるね。」
A: 「でも、そのお金はどうやって工面するつもりなんだろう?。」
B: 「それは、配偶者控除や扶養控除をなくすことで工面するらしいですよ。」
A: 「じゃあ、私の場合は増税になるのかな?ちなみに昨年の税金の対象となる所得は280万円だったんだけど・・・。」
B: 「Aさんの場合は、配偶者控除や扶養控除がなくなることで、所得から114万円引くことができなくなるので280万円に114万円をたした394万円に対して税金が計算されることになるし、税率も10%から20%にあがることになるね。」
A: 「えっ。じゃあ増税になるの。」
B: 「実際に税金を計算すると、昨年の約18万円が約36万円になって約18万円増税になるけど、子供手当てが年間約62万円もらえるから約44万円は得することになるね。」
A: 「そうか。じゃあぜひとも早く実現してほしいものだね。」
B: 「でも、子供手当てに税金がかかることになればもう少し得になる金額が減るけどね。」
A: 「それでも得になるならありがたいし・・・。」
B: 「実現しても、支給されたお金は子供のために使わないとだめですよ。」
A: 「えっ。新しい車の購入資金にあてようと思ったのに・・・」