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シンワ税理士法人のスタッフが
綴るブログ
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何もかもが高くなる時代!

今年のお盆休みに帰省された人、これから遠方に旅行を計画している人も多いと思います。
しかし、ガソリン価格の高騰が続いており、車での移動を考えている方には頭の痛いところです。
現在、1リットルあたりのレギュラーガソリンが、約175円 ハイオクガソリンが、約185円となっています。

この高騰は、いつまで続くのだろう。営業用車両を多く所有する企業にとっては大打撃です。
政府がガソリンの高騰を抑えるため、全国平均ガソリン価格が、1リットルあたり170円以上になった場合に、石油元売り会社に燃料油価格激変緩和補助金を支給していました。
この補助金も、令和5年9月で終了する予定でしたが、急遽政府が、10月以降も延長する方向で調整しています。

そもそも、ガソリン価格はどのような構成なのか。
ガソリン価格には、ガソリン税(暫定税率)53.8円、石油石炭税2.04円、温暖化対策税0.76円が含まれていて、ガソリン価格全体に、さらに消費税10%がかかります。
消費税込みのガソリン価格に占めるすべての税金の割合は、約35%にもなります。

今こそ、補助金に頼らず、まずは、ガソリン税を本来の税率 28.7円に戻すという考え方はどうでしょうか。