ブログ

シンワ税理士法人のスタッフが
綴るブログ
日々の業務で起こる出来事や、
感じたことなどをお届けしています。

株式の評価損

A社長と税理士Bの会話
A: 「この株安で会社で持ってる上場株は大損だよ。これで節税とかできないの?」
B: 「買った値段の半値ぐらいになっていたら損失が計上できますよ。」
A: 「それなら、もう半値以下だよ!」
B: 「ところで、その株はいつ買われたものですか?」
A: 「1年ぐらい前だけど・・・」
B: 「残念ですが、それでは無理ですね。実はもうひとつ条件があって、株価の『回復の見込みがない』ことが必要なんですよ。」
A: 「回復の見込みがないとは、どういうことだい?」
B: 「例えば、2年ぐらいの間ずっと半値以下の株価が続いてること、などです。」
A: 「回復の見込みねえ。我が社の業績も回復の見込みはないし、困ったもんだよ。」
B: 「それでは、節税の必要もないかと・・・」