A社長さんと会計事務所Bさんの会話
Ａ： 「ワールドカップも終って話題の中心は選手の移籍に変わっちゃったね。そういえば、サッカー選手がもらう契約金ってやっぱり税金がかかるものなの？」
Ｂ： 「もちろん、所得税がかかりますよ。」
Ａ： 「ちなみに、契約金が1億円だったらどれくらい税金がかかるのかな？」
Ｂ： 「その選手の年俸などにもよりますが、この契約金については3,700万円くらい所得税を納めなければならないですね。その後の住民税が1,000万円くらいだから・・・・」
Ａ： 「ひゃーっ。そんなにも税金がかかるんだ！」
Ｂ： 「ただ、プロ選手の契約金は臨時的な収入なので、特別な税金の計算方法があるんですよ。契約金の5分の1の2,000万円をもとに税金を計算するから・・・・所得税が2,600万円くらいまで減りますね。」
Ａ： 「1,000万円以上安くなるんだ！浮いた税金で両親に車でも買ってあげられるね。」
Ｂ： 「でも、その車をプレゼントしちゃったら今度は贈与税がかかるから要注意ですよ。」
Ａ： 「あぁ、また税金・・・。」
Ｂ： 「・・・・。」