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シンワ税理士法人のスタッフが
綴るブログ
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固定資産税の「駅ナカ課税」

会計事務所A担当者とB社長さんの会話
A: 「社長、昨年、N駅の中に出店した店舗の売上はどうですか?」
B: 「うん、駅前の高層ビルも完成して、駅の乗降客も増えているみたいで、店の売上もグングン伸びてるよ、やっぱり駅の集客力はすごいよねー。」
A: 「ところで社長、固定資産税の『駅ナカ課税』ってご存知ですか?」
B: 「何だね、それ・・」
A: 「今まで、鉄道会社が持っている鉄道用地や駅の敷地は、その公共性等から、付近の土地に比べて固定資産税が約1/3程度に減らされていたのです。しかし、最近のターミナル駅については、商業施設が併設され、駅というよりは、ショッピングセンターのようになってきましたよね、そこで、店舗面積が全体の一定割合を超えた場合は、付近の土地と同じように、固定資産税を支払ってもらいましょうと、現在、各自治体で検討されているのですよ。」
B: 「ふーん、じゃ今後、鉄道会社は固定資産税の負担が跳ね上がるねー、大変だねー。」
A: 「・・社長、他人事ではないですよ、固定資産税が上れば、うちの店舗の家賃も上げられてしまうかも・・・ 」
B: 「えー、そうなっちゃうの・・・・」