経理Aさんと税理士Bさんの会話
Ａ： 「今年から労働保険料の申告と納付時期がだいぶ遅くなったみたいですね。」
Ｂ： 「そうですね。今年度からは６月１日から７月１０日までに変わりました。２０年度までは４月１日から５月２０日まででしたから、２ヶ月くらい遅くなりましたね。」
Ａ： 「うちの会社は４月決算だから、いままでは4月中に第１期を納付して、２期分と３期分を未払計上してきましたけど、今期は全期分を未払計上すればいいですか？」
Ｂ： 「去年までは、４月中に申告書を提出されていましたので、第２期と３期分を未払計上できたんですが、今期からは申告書の提出が６月以降になってしまいますので、未払はあげられなくなります。」
Ａ： 「えっ、そうすると今期は労働保険料が１年分全額抜けてしまうわけですか？！ しまった。もう社長には概算で納税額を報告してしまいましたよ。費用の金額がかなり変わってきてしまうなあ。どうしよう。」
Ｂ： 「じゃあ、思い切って社長に『労働保険料のかわりに、決算賞与をバーンとだして下さい！！』と提案なさったらいかがですか？？」
Ａ： 「ミスしたうえに、そんなこと言えるわけないじゃないですか！！！」
Ｂ： 「すみません。。。。」