１２月も中旬となり、１０月に始まった秋のＴＶドラマも最終回を迎える頃となってきました。今年の秋ドラマは面白いものが多かったと思うのですが、その中でも印象的なシーンをご紹介したいと思います。

その小学生は勉強に集中できないためよく母親に叱られており、自分は（出来が）悪い子供なんだと感じていました。
その小学生と友達になった主人公の大学講師は、その小学生に対して言いました。「僕は、君の良いところを１００個言えるよ。毎朝ちゃんと起きる。ちゃんと学校に行く・・・。」小学生は「それ誰でもできるじゃん」と驚くのですが、大学講師は「誰でもできることは、できてもすごくないの？」と問いかけます。
その後、小学生はある病気のせいで勉強に集中できないことが判明し、それを知った母親は「（病気に）気付かなくてゴメンね。ダメなママだね」と小学生に謝ります。
小学生は「ママはダメじゃないよ。僕はママの良いところを１００個言えるよ。毎朝僕を起こしてくれる。朝ごはんを作ってくれる。・・・」

ＳＮＳが普及してその匿名性からネット上は誹謗中傷があふれかえっており、世の中はどんどん攻撃的になっているように感じます。
もちろん批判や指摘は必要なことなのですが、それだけではなく、人や物事の良いところを積極的に見つけるようにすれば、優しい世界になっていくのかなと思います。