「侍ジャパン」がWBCで3回目の優勝を飾って、はや2ヶ月。大活躍した大谷選手がオーストラリア戦で着用したユニフォームが1700万円で落札されるなど、まだまだ話題は尽きません。
　
　日本選手の公式ユニフォームを提供したスポーツメーカーは、代表のユニフォームや関連グッズが爆発的な売れ行きとなり、今年の３月期決算では過去最高の増収増益、純利益は前年比２８%増の９９億円に達したそうです。また日本全体で見ても、ＷＢＣの経済効果は約６００億円とも言われています。
　
　昨年のサッカーＷ杯に続き、今年も3月のＷＢＣを皮切りに、8月のバスケットボールＷ杯、9月のラグビーＷ杯と立て続けにスポーツのビッグイベントが開催されます。最近ではネットでの配信が主流になりつつあり、いつでもどこでも視聴できることから、より多くの人々の関心を引き付け、それがＷＢＣの時のように、様々な分野での需要喚起にもつながることになるでしょう！
　　
今、メジャーリーグでは「侍ジャパン」の選手をはじめ、多くの選手が活躍しています。テレビでは連日、選手たちの活躍ぶりが報道されています。「本場アメリカの球場で生で選手を見てみたい！」というファンも増えてきているはずです。コロナ禍から抜け出そうとしている今、旅行・観光業界の回復にも、ＷＢＣ効果が一役担うかもしれませんね。