Ａ社長とＢ税理士の会話。　
Ａ社長： 「Ｂさん、ちょっと聞きたいんだけど、新聞で「カイケイサンヨ」って言葉が載っていたんだけど、どういうものなの？」
Ｂ税理士： 「社長、「会計参与」というのはですね、株主総会で選ばれて、経営者と一緒に決算書を作るところです。
株主総会では、決算書について、株主さんからの質問にも答えないといけません。

「決算書担当社外取締役」といったイメージですね。

会計監査を受けなくてもよい中小企業の決算書の信頼性アップが狙いで、銀行から融資を受けるときに、担保や金利などの面で優遇を期待できるかもしれませんね。」
Ａ社長： 「いつからできるの？」
Ｂ税理士： 「来年の通常国会に提出するので、早くても２００６年度になりますね。」
Ａ社長： 「誰でもなれるの？」
Ｂ税理士： 「いえ、「会計参与」に就任できるのは公認会計士と税理士だけの予定です。」
Ａ社長： 「それじゃあ、Ｂさんに「会計参与」になってもらうこともできるんだね。」
Ｂ税理士： 「ええ、そうですね。」
Ａ社長： 「よし！これで、いつも株主総会で文句ばっかり言ってくる、株主Ｃさんの面倒はＢさんに任せられるな。」
Ｂ税理士： 「・・・」