税理士事務所員Ａさんと後輩所員Ｂさんの会話
Ａ： 「今年は東京工業大学の大隈教授がノーベル賞を受賞したね！毎年日本人の名前が挙がって誇らしいよ。」

Ｂ： 「そうですね。日本の大学で世界最先端の研究がされているのは素晴らしいですね。」

Ａ： 「ただ、どこの大学も研究費の確保が大変みたいだね。日本の大学は欧米に比べて寄付収入が少ないそうだよ。企業から大学への寄付が活発になるといいんだけど。」

Ｂ： 「でも、国公立大学への寄付しか全額損金にはならないんですよね？」

Ａ： 「あまり知られていないけど＜受配者指定寄付金＞なら、私大への寄付でも全額損金にできるよ。」

Ｂ： 「普通の寄付とどう違うんですか？」

Ａ： 「私学振興事業団が定めた対象事業に対して寄付するんだ。」

Ｂ： 「税制優遇を受けながら、その企業の関連分野を直接応援できますね。」

Ａ： 「企業版ふるさと納税もできたし、日本にも寄付文化が根付くといいよね。」

Ｂ： 「若い研究者達もノーベル賞目指してがんばってほしいですね！」