欠損金の繰戻還付
社長Aさんと会計事務所Bさんの会話
A: 「社長、今期の業績はいかかでした?」
B: 「去年は過去最高益を計上したのに、今年は過去最高の損失だよ。」
A: 「社長、それなら去年払った税金を返してもらいましょう。」
B: 「そんなことができるのかい?」
A: 「もちろんです。欠損金の繰戻還付という制度がありまして、平成21年2月1日以後に決算を迎えた会社から適用されます。ただし、返してもらえるのは法人税だけで、 事業税、住民税は翌年以後の税金が少なくなるだけですよ。」
B: 「それでいくら返してもらえるんだね。」
A: 「例えば、去年1000万円の利益を出して300万円の税金を納めたとします。今年に500万円の赤字を出せば、その半分の150万円が返ってきます。」
B: 「去年は1億円の利益を出して、3000万円納めたから、2億円の赤字を出したら6000万円返ってくるということだな。」
A: 「そんなわけないでしょ。」
B: 「・・・」
A: 「社長、今期の業績はいかかでした?」
B: 「去年は過去最高益を計上したのに、今年は過去最高の損失だよ。」
A: 「社長、それなら去年払った税金を返してもらいましょう。」
B: 「そんなことができるのかい?」
A: 「もちろんです。欠損金の繰戻還付という制度がありまして、平成21年2月1日以後に決算を迎えた会社から適用されます。ただし、返してもらえるのは法人税だけで、 事業税、住民税は翌年以後の税金が少なくなるだけですよ。」
B: 「それでいくら返してもらえるんだね。」
A: 「例えば、去年1000万円の利益を出して300万円の税金を納めたとします。今年に500万円の赤字を出せば、その半分の150万円が返ってきます。」
B: 「去年は1億円の利益を出して、3000万円納めたから、2億円の赤字を出したら6000万円返ってくるということだな。」
A: 「そんなわけないでしょ。」
B: 「・・・」