会計事務所員Aさんと先輩所員Bさんの会話

Ａ： 「ついに今年も年の瀬ですね～。年末年始は、酒好きにはたまらない時期ですよ。」

Ｂ： 「明るいうちからお酒飲んでもいい雰囲気だよね。お酒と言えば、世間ではワインブーム、日本酒ブームなんて言われてるし、日本酒なんかは、オシャレにワイングラスで飲んだりと、若い人や外国の人にもうけがいいらしいよ。」

Ａ： 「外国人旅行者に対しては一般の酒販店でも、手続きすれば消費税が免税になる制度ができたのが３年前でしたよね。」

Ｂ： 「ああ。そして今年10月からは、「輸出酒類販売場」の登録をすることで、いわゆる酒蔵のようなところが、自分で製造したお酒を製造所内の売店で販売する場合は、さらに酒税も免税になる制度ができたんだよ。」

Ａ： 「東京オリンピックも控えているし、外国人旅行者には、日本に来てもらう、いいアピールポイントになりますね。」

Ｂ： 「それに、出張で海外から来るお客様が多い会社なんかは、酒蔵巡りに案内しておもてなしするのも、いいかもしれないなあ。」

Ａ： 「とはいっても、この話、日本に住んでる僕たちには関係のないことですね・・・」

Ｂ： 「まあそうだけど、外国人の旅行客が日本で使うお金は年々増えているみたいだから、この制度がさらにその一役を担ってくれれば、いいんじゃないか？」

Ａ： 「そうですね！先輩も、おいしいお酒でよいお年をお迎え下さいね！」