地方法人税って何?
経理部長Aさんと会計事務所職員Bさんの会話
A: 「消費税率の引上げが1年半延期になったね。うちとしてはありがたい話だよ。」
B: 「個人的には、延期ではなく廃止になって欲しいんですが。
ところで、今年10月から『地方法人税』という税金が新たにできたんですが、ご存じですか?」
A: 「知らないなぁ。どういった税金なのかな?」
B: 「地方法人税は、法人税と併せて国に申告し納税します。税額は、法人税の4.4%です。」
A: 「ってことは増税なの?」
B: 「いえいえ、県や市などへ納める税金が4.4%下がるので、納税額のトータルは変わらないようにはなっています。」
A: 「それなら、わざわざ地方法人税なんて作らなくてもいいんじゃないの?」
B: 「地方法人税は、地域間の税源の偏りを無くす目的で設けられた税金で、税収が少ない自治体へより多く交付して・・・」
A: 「趣旨は分かるけど、わざわざ新税を作らなくても調整はできるんじゃないのかな。
僕だったらもっと良い方法を考えるな。」
B: 「そうですか。
あっ、総選挙も近いことですから、A部長が立候補されたらいかがですか?
微力ながら応援させていただきます!」
A: 「えっ・・・」
A: 「消費税率の引上げが1年半延期になったね。うちとしてはありがたい話だよ。」
B: 「個人的には、延期ではなく廃止になって欲しいんですが。
ところで、今年10月から『地方法人税』という税金が新たにできたんですが、ご存じですか?」
A: 「知らないなぁ。どういった税金なのかな?」
B: 「地方法人税は、法人税と併せて国に申告し納税します。税額は、法人税の4.4%です。」
A: 「ってことは増税なの?」
B: 「いえいえ、県や市などへ納める税金が4.4%下がるので、納税額のトータルは変わらないようにはなっています。」
A: 「それなら、わざわざ地方法人税なんて作らなくてもいいんじゃないの?」
B: 「地方法人税は、地域間の税源の偏りを無くす目的で設けられた税金で、税収が少ない自治体へより多く交付して・・・」
A: 「趣旨は分かるけど、わざわざ新税を作らなくても調整はできるんじゃないのかな。
僕だったらもっと良い方法を考えるな。」
B: 「そうですか。
あっ、総選挙も近いことですから、A部長が立候補されたらいかがですか?
微力ながら応援させていただきます!」
A: 「えっ・・・」