今年も確定申告の時期となりました。
働き方改革やワークシェアリングの流れにより、副業を持つ会社員が増えています。
ネット社会の発展もあり、本業で培ったITスキルを活かして企業からシステム開発を直接受注したり、
趣味で作っていたアクセサリーをネット販売したり、個人の才能を生かして収入が得られる環境も整ってきました。

会社員でも副業収入がある方は、確定申告が必要になる場合があります。
副業が「事業所得」の要件を満たせば、税金面でメリットもあります。
副業で赤字になってしまった場合に、本業の給料と合算して申告することで税金が戻るからです。

ただし、「事業所得」と認められるにはさまざまな条件がありますので、判断に迷う場合は専門家に相談した方が良いでしょう。
また、令和４年分の確定申告からは、「帳簿付け」も条件に加わりました。本業と副業で忙しいこととは思いますが、
日々の収入や経費はしっかりと記録しておきましょう。