個人の財産がオープンに?
税理士Aさんと社長Bさんの会話
A: 「秋が深まり、もう10月ですね。もうすぐマイナンバーが配られますよ。」
B: 「便利になることもあろうが、なんだかすべて見られるようで嫌だなあ。
銀行預金まで把握されると聞いてる。」
A: 「確かに、三年後の2018年からマイナンバーと銀行口座が結びつく予定ですね。
あと他に財産が把握されるといえば、今後の確定申告で提出する財産債務調書も
そうですよ。」
B: 「財産債務調書?」
A: 「これまでは財産債務明細書という名前でBさんは提出していました。」
B: 「そうすると今度のも私は提出かな?」
A: 「今までは所得が2千万以上ある人が提出していましたが、それに加えて有価証券が
1億以上あるか資産が3億以上ある人が提出することに変わりました。」
B: 「しかしいまどれくらい資産があるか定かではないよ」
A: 「確認しますね。土地と建物と預貯金と貸付金に有価証券がありまして、
計算すると・・・。」
B: 「どうだい?」
A: 「資産2億のうち半分近くが有価証券でその価格が1億1千万。」
B: 「そうか、じゃあどれか売却したいな。フォルクスワーゲン株でも・・・」
A: 「フォルクスワーゲン株は今下がってますから、別の株式にしませんか。」
A: 「秋が深まり、もう10月ですね。もうすぐマイナンバーが配られますよ。」
B: 「便利になることもあろうが、なんだかすべて見られるようで嫌だなあ。
銀行預金まで把握されると聞いてる。」
A: 「確かに、三年後の2018年からマイナンバーと銀行口座が結びつく予定ですね。
あと他に財産が把握されるといえば、今後の確定申告で提出する財産債務調書も
そうですよ。」
B: 「財産債務調書?」
A: 「これまでは財産債務明細書という名前でBさんは提出していました。」
B: 「そうすると今度のも私は提出かな?」
A: 「今までは所得が2千万以上ある人が提出していましたが、それに加えて有価証券が
1億以上あるか資産が3億以上ある人が提出することに変わりました。」
B: 「しかしいまどれくらい資産があるか定かではないよ」
A: 「確認しますね。土地と建物と預貯金と貸付金に有価証券がありまして、
計算すると・・・。」
B: 「どうだい?」
A: 「資産2億のうち半分近くが有価証券でその価格が1億1千万。」
B: 「そうか、じゃあどれか売却したいな。フォルクスワーゲン株でも・・・」
A: 「フォルクスワーゲン株は今下がってますから、別の株式にしませんか。」