社長Ａさんと税理士Ｂさんの会話

Ａ： 「やあB君、うちの息子にもそろそろマイホームを持たせたいんだけどねえ。」

Ｂ： 「以前からそんなことおっしゃってましたね。たしかマンションをご希望とか。」

Ａ： 「ああ。でも今、世間を騒がせている事件があるじゃないか…。」

Ｂ： 「データ改ざん事件ですよね。大変なことになってますね。データ改ざん件数も調査が進むにつれ
どんどん増えていますしね。」

Ａ： 「そこへきて、うちの息子はマンションを希望しているとなったら、物件探しも心配なことだらけだよ。
それに金額面でも気になるし。」

Ｂ： 「金額面では、贈与税の非課税枠を使われるといいですよ。いくら非課税になるかは、契約した日付や、
契約時の消費税が8％か、増税後の10％かによっても変わってきますから注意が必要です。」

Ａ： 「なるほど。その時はまた相談にのってもらうとするよ。それにしてもデータ改ざんは他の会社でも
見つかったみたいだし、大手だからと言って丸々信用もできない世の中だよ。」

Ｂ： 「社長も、住宅選びに限らず、何事も決断は慎重にお願いしますよ。くいの残らないように…。」

Ａ： 「でもねぇ、“くい”のない住宅では困るんだけどね！」

Ｂ： 「・・・・・」